ずっと住めるお家を作りたい!長持ちする家の特徴を紹介します!
長持ちする住宅を作りたいけど、どうしたら良いかわからないという方は多くいらっしゃいます。
住宅を建てるのが初めてという方が多いので、わからないことは多いと思います。
実は日本は住宅自体が長持ちしにくいことをご存知でしょうか。
そこで今回は、日本でも長持ちさせるためのポイントを紹介します。
□日本の住宅が長持ちしない理由とは
ここでは日本の住宅が長持ちしない理由を紹介します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
日本の気候の特徴は、高温多湿であることです。
こうした状況では家が腐りやすいです。
雨が多いことや紫外線が強いことからも日本の住宅は傷みやすいと言えるでしょう。
また、高温多湿の環境はシロアリが好みます。
シロアリも住宅の寿命を短くする要因ですので十分に気をつける必要があります。
□長持ちする住宅を建てるためのポイントとは
ここからは長持ちする住宅を建てるためのポイントを紹介します。
1つ目は、無垢材を使用することです。
正倉院や法隆寺といった建物が今でも存在していることを考えると、伝統的な工法を使用すれば住宅が長持ちするのは明らかですよね。
昔の大工さんは日本の四季や材料の経年劣化までを計算していたので、今よりも寿命が長かったのです。
最近では、安価で大量に手に入る外国産の木が流通しています。
しかし、日本で住宅を建てる場合は、日本産の無垢材を使用した方が良いでしょう。
もちろん外国産でも素晴らしい品質の木材は存在しますが、外国の木材は日本の気候にあったものではない可能性が高いです。
それには日本の湿度が関係しています。
日本の風土に慣れている木材は建材として十分に長持ちするでしょう。
2つ目は、日本の風土に合う木材を使用することです。
日本の風土に適している木材とは何でしょうか。
それは、ズバリ杉と桧(ヒノキ)です。
法隆寺には杉が使用されています。
節がなくまっすぐであること、目が細かいこと、年輪が均一であることから桁材によく使用されています。
杉には、ウィルスや細菌毒素などから生体を守る成分「免疫グロブリンA」の増加を促し、人間の免疫力を高める効果があるとされています。
抗腫瘍活性効果が木材の中でも最も高いのも杉なのです。
桧は木の優等生と呼ばれるほど見た目と香りが良いです。
その上、耐久性の面でも群を抜いているでしょう。
さらに、ヒバも良いでしょう。
こちらはヒノキチオールという殺菌性のある成分を多く含有しています。
そのため、シロアリに対して抜群の効果があります。
それぞれ無垢材には、カビやダニなどへの抗菌作用や心身のストレスホルモンを減少させるなどの癒し効果も発見されている物質「フィトンチッド」が含まれています。
□まとめ
今回は、日本でも長持ちさせるためのポイントを紹介しました。
木の特性を理解して日本の気候にあったものを選ぶと住宅も長持ちするでしょう。
長持ちする住宅に関して他に聞きたいことなどがあればお気軽に当社までご連絡ください。