壁材を漆喰にしたい方へ!漆喰が持つ効果について解説します!
「漆喰を壁材にするメリットを知りたい」
「漆喰の特徴がわからない」
このような希望や悩みをお持ちの方は多いと思います。
漆喰を取り入れるにあたって、漆喰の特徴やメリットを知っておくことは大切です。
そこで今回は、漆喰とは何か、漆喰のメリットについて解説します。
□漆喰とは?
漆喰は、昔から日本の住宅で取り入れられてきた壁材です。
しかし、最近ではクロスを使用した洋風の住宅が多いため、漆喰についてあまり知らない方も多いでしょう。
そこで、まずは漆喰とは何かについて解説します。
漆喰とは、珊瑚を原料とした自然素材で、最近では石灰を元にしています。
室内の壁に使用されるだけでなく、外壁に取り入れる場合もあります。
和風の住宅に使われていることが多いですが、洋風の住宅にもマッチします。
似た素材で「珪藻土」があります。
珪藻土は、珪藻という藻の遺骸が海底で堆積してできた土を原料としています。
漆喰も珪藻土も同じ自然素材ですが、特徴に微妙な違いがあります。
調湿効果は珪藻土の方が優れていますが、耐久性の面では漆喰の方が優れています。
特徴を比較しながら、適当な場所に適当な素材を採用するようにしましょう。
□漆喰のメリットを紹介
続いて、漆喰にメリットを紹介します。
*劣化しにくい
昨今、よく壁材に使用されるビニールクロスは、暮らしているうちに黄ばんできたり、剥がれたりしてきます。
そのため、10年程度で張り替えが必要になります。
しかし、漆喰の場合は長期間経過しても劣化しにくいという特徴があります。
また、ほこりや汚れも付着しにくいため、清潔な状態を維持しやすいです。
*調湿効果がある
漆喰には、細かい穴がたくさん開いており、その穴が湿気を吸収したり放出したりします。
空気が乾燥している場合は湿気を放出し、空気が湿っている時は湿気を吸収します。
このような自然の調湿効果のおかげで、通年快適な湿度環境を維持できます。
*抗菌性がある
漆喰は強アルカリ性で、抗菌性に優れています。
強アルカリ性のおかげで、壁に細菌やカビが発生しにくいです。
なお、漆喰自体は人体へ悪影響がないため、安心して使用できます。
□まとめ
以上、漆喰とは何か、メリットについて解説しました。
漆喰と他の自然素材を組み合わせれば、ナチュラルな雰囲気の住宅を建てられます。
今回の記事を参考に、漆喰を壁材に取り入れてみてください。
当社では、新築住宅を建てたい方のご相談を受け付けております。
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