中庭のある家のデメリットと設置の際に気をつけるべきポイントをご紹介!
「中庭のある家に住みたいが、どのような点に気をつければ良いのだろう」
このような疑問をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。
この記事では、中庭のある家のデメリットと設置の段階で気をつけるべきことをご紹介します。
気になる方はぜひ参考にしてください。
□中庭がある家のデメリットとは?
中庭を設けるメリットは多くの方が注目しますが、デメリットは見落としがちです。
そこでまずは中庭があるデメリットを解説します。
1つ目が、建築費用が高くなることです。
中庭を建てる時は、家の形状が複雑化し、外壁の面積が増えます。
そのため、家の強度を確保し、明るさをするには窓を設けるので、建築費用が通常よりも高くなります。
さらに、中庭をアウトドアリビングのように使いたいと思い、中庭を設ける場合は、そのデザイン費用や手入れ、排水設備など様々な費用がかかります。
2つ目が、メンテナンス費用が高くなることです。
家は、通常10年から15年程度でメンテナンスを行います。
その際に外壁が多いとその分費用がかさみます。
また、日常の掃除も面倒ですね。
特に、窓拭きや外からの掃除です。
自力でできないため業者を依頼しなければならない可能性もあるので、設計段階で、掃除のことを建築会社と打ち合わせしておくことをおすすめします。
3つ目が、空調のための費用が高くなることです。
中庭を楽しむためには、先述した通り窓の数が多くなります。
窓は、外気温と室内温が交換される場所なので、冬場は室内の空気が冷めやすくなります。
そのため、空調を強め、費用が嵩む可能性があります。
このように、中庭を設けることは、メリットだけでなくデメリットもあるので、理解しておきましょう。
□中庭を設置する時に気をつけるべきポイントをご紹介します!
中庭を設ける時には、3つのポイントに気をつけましょう。
1つ目が、中庭の位置や窓のサイズです。
窓は大きすぎると断熱性や耐震性に様々な影響を与えるので、住宅会社と相談しながら設計しましょう。
2つ目が、排水面を考えることです。
雨が降った時に庭に水がたまらないようになっているか、構造面から考えておきましょう。
3つ目が、動線が長くならないように注意することです。
中庭があると、生活動線が長くなります。
そのため、周りをぐるっと回らなければならないので、間取りを工夫しましょう。
□まとめ
この記事では、中庭のある家のデメリットと設置の段階で気をつけるべきことをご紹介しました。
中庭があるとおしゃれな印象になる上、小さなお子さまが遊べる空間になるなど、メリットばかりに気を取られがちです。
しかし、設置前にはしっかりと検討することをおすすめします。
家についてお悩みの方はぜひ当社にご相談ください。