住宅で使われる無垢材とは?漆喰の特徴も解説します!
無垢材が人気と聞くが、どのようなものがあるのだろうという疑問をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。
この記事では、住宅で使われる無垢材にはどのようなものがあるか、また漆喰にはどのような特徴があるかも解説します。
ぜひ参考にしてください。
□住宅で使われる自然素材とは?
無垢材とは、天然の木を乾燥させて作ったものです。
建材として様々なところで使用されますが、特にフローリングで使用されていることが多いです。
天然木なので、節があるものが多いですが、中には節がないものもありますので、好みに合わせて選べます。
人気のあるスギやヒノキなどの針葉樹は柔らかく、ナラやケヤキなどの広葉樹は固いなど、樹の種類ごとに特徴があります。
そのため、好みや部屋の用途に合わせて選ぶと良いでしょう。
壁などによく使われるのが、漆喰や珪藻土などの内装材です。
これらは耐火性に優れています。
また、珪藻土においては調湿性に優れているという機能面からも、人気があります。
さらに、木材や内装材だけでなく、見えない部分まで自然素材にこだわりたいという場合は、壁紙などの接着材も自然素材にできます。
断熱材などには、セルロースファイバーやコルクなどを使用し、接着剤は米糊が使われます。
自然素材にこだわりたいという方は、設計段階からその旨を伝え、素材を選びましょう。
□漆喰にはどんな特徴がある?
続いて、先ほども少し紹介した漆喰について解説します。
漆喰には、様々な特徴があります。
1つ目は、汚れがつきにくいことです。
漆喰は、炭酸カルシウムが主成分です。
炭酸カルシウムは静電気を溜めないので、ほこりなどがつきにくいです。
その結果、長期間白さを保てます。
2つ目は、消臭効果があることです。
臭いの原因となる細菌はタンパク質です。
漆喰の原料である、石灰石はアルカリ性でタンパク質はこれに弱いです。
その結果、壁に付着しても細菌が死滅するので空間が消臭されます。
3つ目は、結露しにくいことです。
漆喰には、顕微鏡で見える小さな穴が空いています。
そのため、調湿効果が高く、部屋を適度な湿度に保ってくれます。
4つ目は、手入れが簡単なことです。
クロスを汚したり傷つけたりしてしまった場合、張り替えが大掛かりになる可能性があります。
しかし、漆喰であれば消しゴムで汚れを消すこともできますし、カッターで削るという方法もあります。
以上が主な漆喰の特徴です。
他にも様々な魅力があるので関心がある方はぜひご相談ください。
□まとめ
この記事では、住宅で使われる無垢材にはどのようなものがあるか、また漆喰にはどのような特徴があるかも解説しました。
健康面など様々なことに配慮して自然素材の住宅にしたいという方は多いでしょう。
気になる方はぜひ当社にご相談ください。