パッシブデザインでは換気方法も違う?換気の仕組みを解説します!

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環境に配慮する取り組みが進んでいる中で、住宅では自然エネルギーを活用するパッシブデザインが注目されています。
温度調節の方法が注目されがちですが、パッシブデザインは、換気にも自然エネルギーを活用しているのです。
今回は、パッシブデザインにおける換気の仕組みと特徴を解説します。

□パッシブデザインにおける換気方法とは?

パッシブデザインは、機器に頼らずに自然エネルギーを活用するという考え方なので、換気も自然エネルギーを活用します。

パッシブデザインにおける換気は、床下に取り入れた外気を暖め、暖かい空気が上昇する力を利用する仕組みです。

具体的には、給気口によって取り込んだ外気を、温水式もしくはエアコン式の床下暖房で暖め、床や階段の段差部分に設置した床ガラリを通して、暖めた空気を室内に放出します。
室内に放出された暖かい空気は上昇し、換気塔や煙突を通って外へ排出されるという仕組みです。

このとき、欄間(らんま)や湿度センサーを利用すると、換気量を調節可能です。

パッシブデザインにおける換気は、電気機器ではなく自然エネルギーを利用するため、電気代がかからないことだけでなく、壊れる心配がないことや機械音がないことなどのメリットもあります。

□パッシブ換気の特徴をご紹介!

ここでは、パッシブデザインにおける換気の特徴を紹介します。

*換気量を自動調整できる

換気量を調節できる湿度センサーを紹介しました。
この湿度センサーは、外気温の変化で給気口の開きを調節し、湿度の変化で排気口の開きを調節します。
暖かい空気を維持したい冬は換気量を少なく、たくさんの人が集まっているときは換気量を多くすることで、より快適な暮らしになります。

また、湿度センサーも電気を使いません。
換気量調節も自然エネルギーを利用して行えるのです。

*換気ムラがない

パッシブデザインにおける換気は、床下に取り組んだ外気を暖めることから始まります。
北海道で開発された温水式の床下暖房は、パイプを巡らせて床下全体を暖めます。
そのため、家全体で換気が促進されるため、換気ムラがありません。

□まとめ

今回は、パッシブデザインにおける換気の仕組みと特徴を解説しました。
自然エネルギーを活用した画期的な換気方法は、省エネだけではなく、機械の故障や騒音の問題も解決してくれます。
当社では、20種類から選ぶ企画住宅だけではなく完全自由設計の家づくりも承っております。
ぜひ、お気軽にご相談ください。

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