家づくりをお考えの方へ!漆喰の効果はいつまでかご紹介!
多くの歴史的建造物の外壁に用いられている漆喰を一度は目にしたことがあるかと思います。
漆喰は古くから世界中で使われていて、今もなお愛されている壁材の一種です。
そんな漆喰の耐用年数は長く、さまざまな優秀な機能があります。
そこで今回は、漆喰の効果の長さやその機能性についてご紹介します。
□漆喰の効果はいつまで?
漆喰とは、世界中で古くから使われてきた壁材です。
主な原材料は消石灰という炭酸カルシウムや水酸化カルシウムで、それらを粘土やノリで練り合わせて作られます。
そんな漆喰を用いられた外壁の耐用年数はなんとメンテナンスの仕方次第では100年間にも上ります。
漆喰の気硬性素材は、二酸化炭素を吸収し徐々に時間をかけて硬化していきます。
時間が減るにつれて硬化していくため、いったん硬化すると凄まじい耐久力をほこります。
漆喰の外壁で作られた古い建造物が綺麗なことからもその効果の長さを認識できますね。
□漆喰の効果をご紹介!
耐久性が高く長期間使える漆喰ですが、そのほかにどのような効果があるのか紹介します。
*断熱効果に優秀
漆喰は結晶の構造体で熱を反射しやすいため高い断熱効果があります。
冷暖房をつけた場合、漆喰によって熱は吸収されずに反射され室内の温度が一定に保たれるので保温、保冷効果に優れています。
漆喰を塗って機能性の高い住宅に仕上げてみてください。
*耐火性がある
漆喰は万が一火事が起きた場合でも家を守ってくれる役割を果たします。
建築基準法では漆喰は不燃素材という燃えにくい建材に分類されていて、燃焼しにくく、火の中でも変形、溶接、き裂しにくい特徴があります。
また古くから城などに白い漆喰が施されていたのは、戦中に火災が起きた場合火が燃えるのを防ぐ意味合いもありました。
*防音される
漆喰はビニールクロスの外壁と比べて2〜4mm厚みがあります。
室内の壁に漆喰を塗ると、その壁の厚みのおかげで音の広がりは大きく抑えられます。
漆喰の仕上がり表面の密度を濃くすることによって反響しやすい壁に仕上がります。
その一方で、壁に凹凸模様を付け加えることによってより音の反響を抑えられるでしょう。
□まとめ
漆喰は歴史的に由緒ある壁材で今もなお世界中で使われ続けています。
その効果は100年以上も継続するので、長期間にわたり家を守ってくれます。
さらに漆喰には断熱性、耐火性、防音性に優れていてその機能性にも申し分無いです。
漆喰を使用して長期間暮らしやすい住宅を実現してみてくださいね。